選手名鑑

シュワルツマンが使うラケット・ガット・シューズを解説

アルゼンチンの小さな選手ディエゴ・シュワルツマン選手。

170㎝とTOP100の中では日本の西岡選手と並んで小さな選手です。

テニスは基本的には身長が高い方が有利であり身長が低いと不利になりますが、ハンデをものともせず、2020年はTOP10に入りツアーファイナルにも出場するなど活躍が目立ちます。

また錦織選手とも仲が良くナイスガイでもあります。この記事ではそんなシュワルツマン選手が使うラケット、ガット、テニスシューズをこの記事ではまとめたのでご参考になれば幸いです。

シュワルツマンが使うラケット

シュワルツマンが使う市販モデルのラケットは「HEAD Graphene 360+ Radical MP 2021」です。

それではスペックを見ていきます。

ラケット名Head Graphene 360+ Radical MP 2021
発売日2021年
重量(ガットなし)300g
バランス320mm
インチ27インチ
面の大きさ98平方インチ
フレームの厚さ20‐23‐21mm
ストリングパターン16×19

ちなみにラジカルシリーズは人気があり、アンディ・マレー、テイラー・フリッツなど多くの選手が使用しています。

Head Graphene 360+ Radical MP 2021の使用感想

このラケットは私も使ったことがありますが、オールラウンドに使える印象です。

HEADからはSPEEDも同じようなスペックで出ていますが、SPEEDと比べると打球感は多少かたく感じました。その分飛びもスピードと比べると抑えられている感じでコントロールもしやすいラケットでした。

ボレーも普通にやりやすく、中級以上の人~競技者志向の上級者まで幅広く使える印象です。

女性や中級未満の方はもっと軽いもの(ラジカルSやラジカルLITE)があるので、そちらも検討しても良いと思います。

初級中級上級
男性×〇ー◎
女性×△-〇

シュワルツマンが使うガット

シュワルツマンの使用しているストリングは縦ガットと横ガットが異なる、今流行のハイブリット仕様です。

縦ガットと横ガットに分けてみていきましょう。

縦ガット

縦ガットには「Babolat VS タッチ 130」を使用しています。

このガットは以前から何度も記載しているようにナチュラルガットで値段が高いですが、お金に余裕があるなら初心者~上級者まで誰にでもお勧めしたい最高のガットです。

横ガット

横ガットには「HEAD ホークタッチ130」を使用しています。

打感感は固くもなく柔らかくもない標準位で、やや強いホールド感が特徴的な低軌道の打球を狙った所に打ちやすいコントロールに優れたポリエステルガットです。

このガットを使うなら中級以上の男性や競技者志向の女性向けのガットだと思います。

シュワルツマンが履くテニスシューズ

シュワルツマンが履くテニスシューズは「LILA Axilus 2 Energized」をメインに履いています。テニスシューズは大会によりサーフェスが異なるのでこれっ!!と示しにくいので参考程度にしてください。

まとめ

ラケット:HEAD Graphene 360+ Radical MP 2021

ガット:縦ガット「Babolat VS タッチ 130」 横ガット「HEAD ホークタッチ130

テニスシューズ:LILA Axilus 2 Energized

以上。これがシュワルツマン選手と同じにモデルになります。

ご参考になれば幸いです。

最後に余談で普段から仲も良く頻繁に練習もしている錦織選手との対戦成績を載せておきます。

「余談」シュワルツマンVS錦織圭選手の対戦成績

2人はこれまで5回対戦しています。

これまで全体の戦績は、錦織 3-2 シュワルツマンで錦織選手が1勝ですが勝ち越しています。

まだまだ今後も多く対戦することが予想されます。男子プロの中では身長の低い2人ですから、一般人にも参考になる部分は多くあると思います。対戦を楽しみに待ちたいですね。