全米オープンで優勝するなどグランドスラムをとり、マスターズ1000もBNPパリバオープン(インディアンウェルズ)で決勝でフェデラーに勝ちタイトルを上げたほか、全仏オープン、全豪オープンでも準優勝するなど輝かしい実績がある、オーストリアのドミニク・ティエム選手。
練習熱心で、とても真面目な選手としても有名ですね。
この記事では、そんなドミニク・ティエム選手が使うラケット・ガット・テニスシューズについてまとめたので少しでもご参考になれば幸いです。
まずはラケットから見ていきましょう。
目次
ティエムが使うラケット
ティエムが現在使用している市販で売られているモデルは、「Babolat Pure Strike 18×20 2019(2020)」というモデルです。
ピュアストライクシリーズはイギリスのキャメロン・ノーリーも使用しています(ノーリーは16×19モデル)
さてティエムモデルのラケットのスペックをまとたので見ていきましょう。
モデルラケット名 | Babolat Pure Strike 18×20 2019(2020) |
発売日 | 2019年 |
重量(ガットなし) | 305g |
バランス | 320mm |
インチ | 27インチ |
面の大きさ | 98平方インチ |
フレームの厚さ | 23mm |
ストリングパターン | 18×20 |
Babolat Pure Strike 18×20 2019(2020)を使った私の感想
このサイトの記事を書いている私自身も試打しました。
感想としては18×20のストリングパターンということもあり、スピンはそこまでかけやすいわけではないですが、面が安定してボールをコントロールしやすい印象です。またフレームも23㎜あることから比較的飛ばしやすいとも感じました。
男性でしっかりフラット系のボールを打つかつ、振りぬける人にお勧めできる1本です。レベルで言ったら中上級者向けです。
またこのラケットの開発には全米オープンで優勝もしたドミニク・ティエムが協力して本人も使用していることが知られています。
初級 | 中級 | 上級 | |
男性 | × | 〇 | ◎ |
女性 | × | △ | ◎ |
ティエムが使うガット
ティエムが使っているガットは「Babolat RPM Power 125」になります。
ちなみに縦も横も同じもので、ポンドは大会の気候により変えているようですが、54~56位のポンド数みたいです。
このガットは昔からあるRPMシリーズに対してよりスピンをかけやすくしたガットです。ポリエステルガットなのでかたいかな?というイメージで私も使ってみたのですが、意外とかたさを感じることなく使えました。
それでも当然ナイロンよりは全然かたいので、使うのであればスピンをかけたくてガンガン振る男性向けかと思います。もちろん男子高校生や大学生にもおすすめです。
ティエムの履くテニスシューズ
ティエム選手はadidasと契約していることから「adidas adizero Ubersonic」というテニスシューズになります。
テニスシューズに関してはラケットやガットと違い、サーフェスも違ってくることもあり試合ごとにコロコロ変わるのでこれ!っていうのを上げにくいので参考程度にお考え下さい。
ちなみに私もadidasのテニスシューズは履いていましたが、私の足にはあまりあわないような感じでした。それでも物は悪くないのかなぁと思いましたので、テニスシューズに関してはメーカーによりサイズや幅も違うので、いろいろ試して履きやすいメーカーを各自でチョイスすると良いと思います。
ちなみに私はナイキやアシックスなどが最近だと一番好きです。
靴に関しては初心者~上級までレベルはあまり関係ないので履きやすいものを選ぶことが大切です。
まとめ
ラケット:Babolat Pure Strike 18×20 2019(2020)
ガット:Babolat RPM Power 125
シューズ:adidas adizero Ubersonic
これでティエム選手と同じモデルになります。
最後に余談で錦織選手との対戦成績を載せておきます。
余談:ティエムVS錦織圭の直接対戦
2人はこれまで5回対戦しており、錦織3-2ティエムで1勝錦織選手のリードです。
詳細は以下の通りです。
2018 ツアーファイナル:グループリーグ:屋内ハード 6-1 6-4でティエムの勝ち
2018 エルステバンクオープン:準々決勝 屋内ハード 6-3 6-1で錦織の勝ち
2018 全仏オープン:4回戦 クレー 6-2 6-0 5-7 6-4でティエムの勝ち
2016 BNLイタリア国際:準々決勝 クレー 6-3 7-5で錦織の勝ち
2015 ハレオープン:1回戦 グラス 7-6(4) 7-5で錦織の勝ち
最後に対戦したのが2018年のため2022年1月現在で3年以上対戦がありません。
また2人の対戦がみられる日を楽しみにしたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。