男子テニスのレジェンド、ロジャー・フェデラー。
テニスをしたことがない人でも多くの人はナダルとフェデラーという名詞くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか?
それ位有名人で凄い人ですよね。
何が凄いって4大大会20勝はナダル、ジョコビッチと並んで最多の20回優勝でキャリアグランドスラム達成、マスターズ1000も28回の優勝。
世界ランキング1位最長連続記録237週と人間離れした記録がズラリです。
この記事ではそんなロジャー・フェデラーの使うラケット・ガット・テニスシューズについて2022年の最新版をまとめたので少しでもご参考にしていただければ幸いです。
目次
フェデラーの使うラケット
ロジャー・フェデラーの使用ラケットの市販品モデルはずばり「Wilson Pro Staff RF97 Autograph V13」です。
ブラックに塗装されていてカッコいいですね。
それではスペックを見ていきましょう。
モデルラケット名 | Wilson Pro Staff RF97 Autograph V13 |
発売日 | 2020年 |
重量(ガットなし) | 340g |
バランス | 305mm |
インチ | 27インチ |
面の大きさ | 97平方インチ |
フレームの厚さ | 21.5mm |
ストリングパターン | 16×19 |
Wilson Pro Staff RF97 Autograph V13を使った私の感想
このサイトの記事を書いている、私自身もフェデラーモデルのラケットは試打しました。
感想としては340gと重く、フレームも薄めなのでしっかり振れる上級男性でないと使えないかなというのが初めの感想です。
しかしボールは意外と飛びコントロールもしやすく、スイートスポットでとらえたボールは打っていて最高に気持ちよかったです。
スピン系のボールを打つというよりはフラットな感じでボールを打つ人に向いているとも思います。
初級 | 中級 | 上級 | |
男性 | × | ×~△ | ◎ |
女性 | × | × | △~〇 |
フェデラーが使うガット
フェデラーが使っているガットは縦ガットと横ガットが異なるハイブリット仕様で張られているので縦と横に分けてみていきましょう。ちなみに結論を先に書いてしまうと、縦にナチュラル、横にポリでフェデラー張りというのをしています。
縦ガット
縦ガットには「WILSON ナチュラル130」になります。
こちらのガットは他の記事でも書いた事がありますが、ナチュラルガットで打球感などは本当に最高の一言です。
お金に余裕があるか、ガットを滅多に切らない人なら、初級~上級まで多くの人に一度は試してほしいガットです。
しかしとにかくお金が高いので男子学生はガンガン振ってすぐ切ると断言できます。お金に限りもあると思いうので購入の際は学生さんはよーく考えてくださいね。
横ガット
横ガットには「ルキシロン アルパワーラフ125」を張っています。
このガットは昔からあるアルパワーにラフ加工したもので、本家のアルパワーよりも衝撃吸収してくれ打球感がマイルドになります。
しかしラフ加工している分テンションが下がりやすいデメリットもあります。
私もアルパワーもアルパワーラフも使ったことはありますが、どちらも普通に使いやすくスピンもかけやすいガットでお勧めです。
しかしラフ加工しているとはいえ、基本はガンガン振る男性向けのガットかと思います。
フェデラーの履くテニスシューズ
フェデラー選手は最近ではスイスの有名ブランド「On」と契約したようで、フェデラーと共同開発した限定モデルでOn史上初のテニスシューズ「THE ROGER Pro」を使用します。(以前はNIKEでした)
快適性とフィット感の良さにこだわって丁寧に作られたテニスシューズを使っているようです。
ちなみにこのテニスシューズは私も履いたことがないので感想を述べることが出来ませんが、興味のある方は試してみてはどうでしょうか?
まとめ
ラケット:Wilson Pro Staff RF97 Autograph V13
ガット:縦ガットには「WILSON ナチュラル130」横ガットには「ルキシロン アルパワーラフ125」
シューズ:THE ROGER Pro
これで2022年のフェデラー選手と同じモデルになります。
最後に余談で錦織選手との対戦成績を載せておきます。
余談:フェデラーVS錦織圭の直接対戦
2人はこれまで11回対戦しており、錦織3-8フェデラーで5勝フェデラー選手のリードです。
日本最高史上の選手である錦織選手に対してもこの勝率は流石です。
そして錦織選手も伝説級の選手フェデラーから3勝している時点で神です。
ちなみに最後に対戦したのが2019年のウインブルドンため2022年1月現在で3年近く対戦がありません。2人ともケガで離脱を繰り返していますが、また錦織VSフェデラーのカードは見たいので体が回復することを祈りましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。