東京オリンピックではメドベージェフとジョコビッチに勝利して銅メダルに輝いたスペインのパブロ・カレーニョ・ブスタ選手。ツアーでも長年TOP30にいるなど安定した成績を残せています。
日本人であれば東京オリンピック以外では、2019年の全豪オープン4回戦に錦織圭選手との死闘を覚えている方も多いのではないでしょうか?
フルセットでのタイブレークで逆転勝利した錦織選手は本当に凄かったですよね。
この記事ではカレーニョ・ブスタが使うラケット・ガット・テニスシューズを解説しますので少しでも参考になれば幸いです。
目次
カレーニョ・ブスタが使うラケット
カレーニョ・ブスタが使用している市販のモデルラケットは、「Wilson BLADE 98 18×20 V8.0」というモデルです。
ラケット名 | Wilson BLADE 98 18×20 V8.0 |
発売日 | 2021年 |
重量(ガットなし) | 305g |
バランス | 320mm |
インチ | 27インチ |
面の大きさ | 98平方インチ |
フレームの厚さ | 21mm |
ストリングパターン | 18×20 |
冒頭にも書いたように市販されているものです。
実際に選手本人が使っているのはプロ用にカスタマイズされて重くなっていたりするので一般人が買うことはできません。
ちなみにブレードは私も使ったことあるので感想を書きます。
Wilson BLADE 98 18×20 V8.0を実際に使った私の感想
とにかくフレームも薄いので振り抜きやすいという印象でストロークがしやすかったです。
ストロークがしやすいので、後ろでバコバコ打つ男子学生さんや中上級以上の人に向いているラケットです。
打球感は比較的かためで、18×20なのでコントロールもしやすいですが、裏を返すと勝手に飛んでいく感じではないので、女性や初級~中級レベルの方には扱いが難しいかなと感じます。
適正表をまとめると以下のような印象です
初級 | 中級 | 上級 | |
男性 | × | 〇 | ◎ |
女性 | × | × | 〇~◎ |
軽量モデルや16×19もありますから、女性や初級~中級者のかたはそちらのチョイスが無難そうですね。
カレーニョ・ブスタが使うガット
カレーニョ・ブスタが使っているのは「ルキシロン アルパワー ラフ 1.25mm」になります。
このガットは昔からあるアルパワーにラフ加工したもので、本家のアルパワーよりも衝撃吸収してくれ打球感がマイルドになります。
しかしラフ加工している分、テンションが下がりやすいデメリットもあります。
私自身、アルパワーもアルパワーラフも使ったことはありますが、どちらも普通に使いやすくスピンもかけやすいガットでお勧めです。
しかしラフ加工しているとはいえ、基本はガンガン振る男性向けのガットかと思います。
カレーニョ・ブスタが使うテニスシューズ
カレーニョ・ブスタはあまり日本では馴染みがないかもしれませんが、スペインのスポーツメーカーのJomaと契約しているので「Joma Pro Roland All Court」というのを使用しています。
テニスシューズに関してはサーフェスにより履くものが異なるのでこれ!って取り上げにくいですが参考程度に載せています。
私自身はJomaのテニスシューズはまだ履いたことがないので、こちらに関しては感想を述べることはできませんが、興味がある方は一度使ってみてはどうでしょうか?
まとめ
ラケット:Wilson BLADE 98 18×20 V8.0
ガット:ルキシロン アルパワー ラフ 1.25mm
テニスシューズ:Joma Pro Roland All Court
これでカレーニョ・ブスタと同じモデルになりますね。
最後に余談でカレーニョ・ブスタVS錦織圭選手の直接対戦した記録を載せておきます。
余談:カレーニョ・ブスタVS錦織圭の対戦成績
2人は過去に2回対戦があります。(カレーニョ・ブスタの棄権含めると3回)
しかも2回とも全豪オープンで対戦しています。(棄権したのはATP1000ローマ)
錦織1-1カレーニョ・ブスタと引き分けです。
今後もまた熱い試合が見れることを楽しみにしたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。