アメリカ期待の若手であるライリー・オペルカ選手。選手としての特徴は身長211㎝を生かした高速サーブでしょうか。
タイトルを獲得したATP250デルレイビーチの決勝は日本の西岡選手との対戦で身長41㎝差も話題になりましたね。
個人的には同じアメリカのイズナーと少し被る印象です。
この記事ではツアーでも2勝(ニューヨークオープン、デルレイビーチオープン)しマスターズ1000のロジャーズ・カップでも準優勝し伸びしろもあるオペルカ選手の使うラケット・ガット・テニスシューズをまとめてみたので少しでもご参考になれば幸いです。
目次
オペルカの使うラケット
オペルカの使用ラケットの市販品モデルは「Wilson Pro Staff 97 CV」です。
プロスタッフシリーズは昔あるシリーズでロジャー・フェデラー、デルポトロ、ディミトロフ、エバンスなど多くの選手が使用しています。
それではスペックを見ていきましょう。
モデルラケット名 | Wilson Pro Staff 97 CV |
重量(ガットなし) | 315g |
バランス | 310mm |
インチ | 27インチ |
面の大きさ | 97平方インチ |
フレームの厚さ | 21.5mm |
ストリングパターン | 16×19 |
Wilson Pro Staff 97 CVを使った私の感想
このサイトの記事を書いている、私自身もWilson Pro Staff 97 CVは試打をしました。
感想としてはフェデラーモデルの340gよりも軽く中上級以上の男性をターゲットに幅広く使える印象です。
ボールも意外と飛びやすく、振り抜きも良いです。
真ん中でとらえたボールは打っていてとても気持ち良く意外と簡単に使えるなと思いました。
特にフラット系のボールを打つ人におすすめです。
またバランスポイントも平均の320㎜よりも10㎜短い「トップライト」に分類さるのでボレーもやりやすいです。
※意外と簡単に扱えると書きましたが、重さは315gあるので女性や中級以下の方は、もう少し軽いラケットをチョイスした方が良いかと思います。
初級 | 中級 | 上級 | |
男性 | × | 〇 | ◎ |
女性 | × | × | 〇 |
ライリー・オペルカが使うガット
ライリー・エバンスが使っているガットは「ルキシロン アルパワー125」を使用しています。
ちなみに縦ガットも横ガットも同じみたいです。
ルキシロンのアルパワーは昔からあるガットで、多くの選手が長年にわたり使用している人気のあるポリエステルガットです。
アルミが入っているからアルパワーと呼ばれています。
私も使ったことがありますが、打球感も柔らかくスピンもかけやすいガットです。
またボールも潰しやすくて使いやすいです。
ちなみにアルパワーはポリエステルガットでナイロンガットより飛ばしにくく、かたいので、ある程度スイング出来る中級以上の男性や競技者志向の女性向けのガットになります。
競技者志向以外の女性や中級者以下の男性は、もう少し柔らかいナイロンガットの方が使いやすいことが予想されます。
ライリー・オペルカの履くテニスシューズ
オペルカはFILAと契約しているので「LILA Axilus 2 Energized」をメインに履いています。
テニスシューズは大会によりサーフェスが異なるのでこれっ!!と示しにくいので参考程度にしてください。
ちなみにこちらのテニスシューズは私自身が履いたことがないので感想を書くことが出来ませんが、興味のある方は試してみてはどうでしょうか?
靴に関しては初心者~上級まであんまり関係ないので、とにかく自分の足に合うメーカーを見つけるのが良いです。
まとめ
ラケット:Wilson Pro Staff 97 CV
ガット:ルキシロン アルパワー125
シューズ:LILA Axilus 2 Energized
これでライリー・オペルカ選手と同じモデルになります。
最後に余談で錦織選手との対戦成績を載せておきます。
余談:ライリー・オペリカVS錦織圭の直接対戦
2人はこれまで1回だけ対戦しており、錦織1-0オペルカで1勝錦織選手のリードです。
唯一の対戦は2021年ATP500のドバイ大会の1回戦でセット2-1で錦織選手の勝利でした。
個人的な見解ですが、ビッグサーバーを得意としている錦織選手から見ると得意な部類になりそうです。
また2人の対戦がみられる日を楽しみにしたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。