選手名鑑

A・ブーブリックのラケット・ガット・シューズを解説

2022年南フランスオープンでズべレフに勝利して、ATPツアーで初優勝を飾ったアレクサンダー・ブーブリック選手。

ブーブリックといえばダブルフォルトも目立ちますが、やはり豪快なサーブを打つ姿の印象が強いのではないでしょうか?

2021年には男子サービスエースランキングでATPツアートップとなっているから、数字がいかに凄いサーブかを物語っています。

この記事ではブーブリックの使っている、ラケット・ガット・テニスシューズ、2021年のサービスエースランキングとをまとめてみたので少しでもご参考になれば幸いです。

ブーブリックが使うラケット

ブーブリック選手が使うのは日本女子テニスのエースの大坂なおみ選手やキリオス選手が使うラケットと同じモデルである「YONEX EZONE 98 2022」です。

ちなみにこのシリーズは人気もあり、キリオス選手、大坂選手以外にも日本期待の若手である望月慎太郎選手、フチョビッチ、ルード、ジョンソン、セバストバ、バンダウェイ、ベンチッチ、ボンドロウソバ、チルステア、ボグダン、カリンスカヤなど本当にこのシリーズを使用している選手は沢山います。

ヨネックスの公式サイトには新しくなり、ボールスピードも2.6%アップして、パワーと柔らかな打球感を追求したと書いてありますね。

私もまだ新モデルは使ったことがないので使い次第感想書いてみます。

ここからはスペックをを見ていきましょう。

ラケット名YONEX EZONE 98 2022
発売日2022年1月
重量(ガットなし)305g
バランス315mm
インチ27インチ
面の大きさ98平方インチ
フレームの厚さ23.5-24.5-19.5mm
ストリングパターン16×19

スペックだけ見るとオールラウンドに使えて、中上級者向けの作りになっています。

適正表をまとめると以下のような印象です

初級中級上級
男性×
女性×〇~◎

軽量モデルもあるようですから、女性や初級~中級者のかたはそちらのチョイスが無難そうですね。

ブーブリックが使うガット

ブーブリック選手は今流行のハイブリット形式ではなく縦も横も同じガットを使っているようです。

商品名は「ヨネックス ポリツアー プロ 125」を張っています。

ポリツアープロは強めのホールド感が特徴のポリエステルストリングです。

個人的にはポリエステルガットで1.30㎜以上の太さはかなり打球感がハードに感じるので、1.25㎜より細い方がお勧めできます。

ブーブリックが履くテニスシューズ

ブーブリック選手が履くテニスシューズは「Nike Air Zoom Vapor Pro」をメインに履いています。

テニスシューズは大会によりサーフェスが異なるのでこれっ!!と示しにくいので参考程度にしてください。

またこのテニスシューズは記事を書いている私も履いている靴ですが、滅茶苦茶良いの一言で個人的にはおススメの一足です!(余談ですが、私の足に合わないメーカーは他の記事に書いてあるので探してください・・・)

NIKEのテニスシューズはオムニクレー用があまりないので、オールコート用でオムニやカーペットでもやりますが、滑ることもなくとにかく履きやすいです。

あと20年間テニスしていて色んなメーカーのテニスシューズを履きましたが、NIKEは他のメーカーより頑丈というかボロボロになりにくいです。

靴に関しては初心者~上級の方までどなたでも使えるので皆さんも是非一度お試しください!

まとめ

ラケット:YONEX EZONE 98 2022

ガット:YONEX ポリツアー プロ 125

テニスシューズ:Nike Air Zoom Vapor Pro

以上。ご参考になればうれしいです。

最後に余談で錦織圭選手とブーブリック選手の対戦成績と2021年サービスエースランキングを載せておきます。

余談:錦織圭VSブーブリックの対戦成績

2人は1回対戦していますが、錦織1‐0ブーブリックです。

唯一の対戦は、2021/8/5 シティ・オープン 2回戦で2‐0のストレートで錦織の勝ちです。

錦織選手は比較的ビッグサーバーを得意としているイメージなので、やりやすいあいてなのかもしれません。

2021年ATPサービスエースランキング

最後にサービスランキングをのせます。

試合数はイズナーより多いとはいえ、この数字は立派ですね。

※左からエース本数と試合数

1位:A・ブブリク 772本、56試合
2位:J・イズナー 688本、34試合
3位:R・オペルカ 673本、37試合
4位:M・ベレッティーニ 556本、47試合
5位:A・ズベレフ 555本、57試合
6位:D・メドベージェフ 552本、59試合
7位:L・ハリス 510本、44試合
8位:F・オジェ アリアシム 479本、54試合
9位:H・フルカチュ 448本、47試合
10位:A・ルブレフ 447本、62試合

最後まで読んでいただきありがとうございました。