選手名鑑

C・ルードが使うラケット・ガット・テニスシューズを解説

2021年シーズンはATPツアーで5勝(全てATP250で優勝)して大躍進した、ノルウェーの若手キャスパー・ルード選手。

まだグランドスラム、マスターズ1000、ATP500での優勝はありませんが、世界8位になり2021年のツアーファイナルにも出場しました。出場したツアーファイナルでもグループリーグを2位で通過し準決勝まで進出しています。

ここ2年くらいで一気に上位に躍り出た選手でもあり、まだルード選手のことを知らない日本人もいるかと思います。

そこでこの記事ではルード選手が使うラケット・ガット・テニスシューズを調べたので簡単にまとめていきます。

少しでも参考になればうれしいです。

早速ラケットから行きましょう。

ルードが使うラケット

ルードが使うのは日本女子テニスのエースの大坂なおみ選手が使うラケットと同じモデルになります。市販品のモデルは「YONEX EZONE 98 2022」です。

ちなみにこのシリーズは人気もあり、ルード選手、大坂選手以外にもニック・キリオス選手、日本期待の若手、望月慎太郎選手、フチョビッチ、ブーブリック、ジョンソン、セバストバ、バンダウェイ、ベンチッチ、ボンドロウソバ、チルステア、ボグダン、カリンスカヤなど本当にこのシリーズを使用している選手は沢山います。

ヨネックスの公式サイトには新しくなり、ボールスピードも2.6%アップして、パワーと柔らかな打球感を追求したと書いてありますね。私もまだ新モデルは使ったことがないので使い次第感想書いてみます。

ここからはスペックをを見ていきましょう。

ラケット名YONEX EZONE 98 2022
発売日2022年1月
重量(ガットなし)305g
バランス315mm
インチ27インチ
面の大きさ98平方インチ
フレームの厚さ23.5-24.5-19.5mm
ストリングパターン16×19

スペックだけ見るとオールラウンドに使えて、中上級者向けの作りになっています。

軽量モデルもあるようですから、女性や初級~中級者のかたはそちらのチョイスが無難そうですね。

ルードが使うガット

ルード選手は今流行のハイブリット形式で張り上げているようです。縦と横に分けてみていきましょう。

縦ガット

縦には「ヨネックス ポリツアー スピン 1.25mm」を張っているようです。このガットは名前の通りスピンをかけやすいタイプのガットです。スピン量を増やしたい方は試してみると良いと思います。

横ガット

横には「ヨネックス ポリツアー プロ 1.30㎜」を張っています。

ポリツアープロは強めのホールド感が特徴のポリエステルストリングです。 ちなみに個人的にはポリで1.30㎜はかなり打球感がハードに感じるので1.25㎜より細い方がお勧めできます。

ルードが履くテニスシューズ

ルードが履くテニスシューズは「Yonex Power Cushion Eclipsion 3」をメインに履いています。テニスシューズは大会によりサーフェスが異なるのでこれっ!!と示しにくいので参考程度にしてください。

ちなみにワウリンカやフルカチといったヨネックス契約選手も使うモデルで、YONEXは昔から卵落としても卵が割れないなど、衝撃吸収性能に優れているかつ軽いことが特徴です。

まとめ

ラケット:YONEX EZONE 98 2022

ガット:縦にはヨネックス ポリツアー スピン 1.25mm 横にはヨネックス ポリツアー プロ 1.30㎜

テニスシューズ:Yonex Power Cushion Eclipsion 3

以上。ご参考になればうれしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。