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【硬式テニス】ガットの太さによる違いを分かりやすく解説

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硬式テニスを始め時にお店やネットショップでラケットを購入するとガット(ストリング)も選ぶとき太さ(ゲージ)も選ぶと思います。

またすでにテニスをしている人ならガットが切れたり、長い期間張りっぱなしだと伸びてきてしまうので、張替えに出すと思います。

その時にガットの種類は勿論、太さ(ゲージ)も同時に選ぶことになります。

太さが違うとどこがどう違うか分からない人も沢山いるかと思います。

そこでこの記事ではガット(ストリング)の太さによる性能の違いなどについて、初心者にも分かりやすく解説しています。

ガットの太さはどの位ある?

まず平均的な太さ(太さ)は1.25~1.30で展開されています。

細いものだと1.15~1.20。

太いものだと1.35~1.40。

大体このくらいと覚えておけば良いでしょう。

※ポリエステルガットはナイロンより打球感が重くなるので少し細めを選ぶと良いです。

ちなみにポリエステル素材のガットであれば強度があるのでポリエステルは強度があるので細くする事が出来、1.10などの極細の商品も販売されています。

次に細いガットの特徴と太いガットの特徴を解説します。

細いガットの特徴

まずは良い特徴を箇条書きのようにしてまとめます。

良いところ

①スピンがかけやすい

②飛びやすくなる

③シャープな打球感になり打ち心地が良い

④ひっかかりが良いので弾道が上がりやすい

⑤飛びやすく衝撃も少ないので非力な男性や女性も使いやすい

次に悪いところをあげます。

悪いところ

①面安定性が低い(ブレる)

②耐久性が低い(すぐにガットが切れる)

③ボールを潰しにくい

④飛びすぎてしまうこともある

細いガットはこれらの特徴から、ストリングに飛びやスピン性能を求める人にオススメ。

特にフレームの厚さが21m以下の薄いラケットや、面が小さいラケットはボールが飛びにくいので、細いゲージを組み合わせると使いやすくなります。

また個人的に強くお勧めしたいのが女性プレイヤーや非力な男性の方!!

スクールやショップで当たり障りない平均的な1.30や1.25を推奨されて、まだ細いガットを使ったことない方はぜひ一度お試しください。ラクに飛ばせるしスピンもかかる、そして打球感もシャープになるんで私個人的に超おすすめです。

試してみたい細いガット

でもどのガットが良いか分からない方は、ナイロンなら以前も紹介したトアルソンのアスタリスタ1.20、ポリエステルならヨネックスのポリツアー1.20などありますので、このあたりから試してみてはどうでしょうか?

太いガットの特徴

先ほどのように太いガットの良いところから箇条書きにしていきます。

良いところ

①耐久性に優れている(ガットが切れにくい)

②ボールを潰しやすい

③フラット系の弾道になる

④ホールド感が出る

⑤面が安定するからコントロールしやすい

次に悪いところをあげます。

悪いところ

①スピンをかけにくい

②ボールが飛ばない

③打球感が重くなる

④ボールを持ち上げにくい

太いガットは上記のような特徴から、ある程度自分で振ることが出来てボールを潰してフラット系のボールを打ちたい人におススメになります。またガットが切れにくいのでガンガン振る男子学生にも向いているガットとも言えます。コスパが良くなりますからね。

よって私のような非力な男性や女性には打球感も重くなることから使いにくいガットになる可能性があります。

試してみたい太いガット

私自身が太いガットをほぼ使わないので、紹介しにくいのが本音です。

しかし私の周りでは使っている仲間もいるのでそちらを紹介すると、バボラ RPMブラスト1.35などは使いやすいと愛用している人もいます。

その人曰くボールを潰しやすいし切れなくて良いとのことです。

ちなみに私の主観ですがポリは1.30であっても打球感が重く感じます。パワーのある男性なら問題ですが女性や非力な男性はきついかもしれません。

まとめ

・平均的な太さは1.25

・ポリは衝撃が来やすいので細い物を選んだ方が良い

・細い方が飛ばしやすくスピンをかけやすい

・太い方が飛びにくくボールを潰しやすい

・個人的におすすめの太さは1.25以下の細いガットを40前半で緩く張る

若干記事を書いている私の主観が混じりましたがこんな感じではないでしょうか?

少しでもご参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。